05.18(THU)2017

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本学教員が日本薬剤学会旭化成創剤研究奨励賞を受賞

   渡部一宏教授(臨床薬学教育研究センター 実践薬学部門)が、2017年度日本薬剤学会旭化成創剤研究奨励賞を受賞しました。この賞は製剤の機能化、最適な投与方法とそれに合った剤形開発、製剤の処方研究によって目標とする新規製剤の開発に顕著に貢献したものを対象に対して表彰を行うものです。
 渡部教授による、がん性皮膚潰瘍臭改善薬メトロニダゾール外用製剤の市販化に至るまでのエビデンス構築が評価され今回の受賞となりました。


左から元木理事長、受賞報告を行う渡部教授、西島学長



 

■本受賞に関連した主な業績
<主な学術論文>
Watanabe K, et.al, Safe and Effective Deodorization of Malodorous Fungating Tumors Using Topical Metronidazole 0.75% Gel (GK567): A Multicenter, Open-Label, Phase III Study (RDT.07.SRE.27013), Supportive Care in Cancer, 24, 2583-2590 (2016).
<特許(登録)>
皮膚潰瘍処置用外用剤のゲル状基剤、発明者:渡部一宏、島本敏夫、浦松俊治、岸広三、新池仁志、特許第5954928号
<著書>
中村清吾(監修)渡部一宏(編集)、 がん性皮膚潰瘍とそのケア対策 がん性皮膚潰瘍臭対策を中心に、医薬ジャーナル社、東京(2016)


 

 

 

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