07.12(TUE)2016
ニュース
本学教員の発明案件が特許となりました
千葉良子教授(臨床化学分析教育研究室)が発明した「口腔疾患の治療剤およびその製造方法」が平成28年6月3日付で特許として登録され、6月30日に特許証が本学に到着しました。昭和薬科大学を卒業した教員が行った発明が本学保有の特許として認められたのは、今回が初めてです。
本特許はスギ葉精油の抗菌性に着目した口腔ケア剤で、胃ろう患者や自分の口で咀嚼できる高齢者に対して唾液分泌を促し、口腔粘膜乾燥症を改善する効果があります。有効成分はジェル、クリーム、軟膏、液剤など、さまざまな剤型で利用することが可能です。今後は、在宅や要介護施設での利用が大いに期待されています。
(写真:左から元木理事長、千葉教授、西島学長)