05.08(MON)2023
教育?研究
東海大学と共同で「多職種連携教育(IPE)チーム医療演習」を開催しました
4月22日(土)と5 月6日(土)2日間、 東海大学と昭和薬科大学との合同での「多職種連携教育(IPE)チーム医療演習」ワークショップが実施されました。
本ワークショップは、2018年3月に本学と東海大学との「多職種連携教育の実践をはじめとした医療分野における交流を活発に行い、社会に貢献できる薬剤師の養成」に関する学術交流協定に基づいたものでコロナ禍ではオンラインで実施されてきましたが、今回初めて本学施設を利用し対面実施となりました。
東海大学医学部医学科103名(5年生)、同大学医学部看護学科77名(4年生)、同大学健康学部健康マネジメント学科24名(4年生)本学学生118名(6年生)の総勢328名の学生が参加し、両大学の教職員43名によるチュートリアルサポートの元、4月22日(土)と5月6日(土)の2日間に渡り症例シナリオをグループで検討し、症例課題に基づく活発なディスカッションと発表を行うワークショップです。
全体オリエンテーション風景
川田 浩志 東海大学医学部医学科長 挨拶
山本恵子 昭和薬科大学学長 挨拶
濵田 昌史 東海大学医学部教育計画部長 挨拶
昨今の医療においては、多岐にわたる複雑な問題を抱える患者に対して、良質な医療を実践するためには、多種類の医療専門職による『チーム医療』が不可欠となっています。そのため、本演習では、医学生、薬学生、看護学生、社会福祉学生がそれぞれの職種が持つ役割を理解した上で、協力して課題に取組み、単に病気を治すということだけでなく、診断?治療が行われるプロセスや、患者の背景にある心理的?社会的?倫理的な問題への対応を、チームとして導きだすことで、『チーム医療』の思考が根付いた医療人を養成することが目的です。
グループワークの様子
グループワークの様子
発表会の様子
両大学の学生は、それぞれ学んできた専門性を活かしたディスカッションを進める中で、学生たちは『チーム医療』の大切さを含め多くの刺激を受けた2日間となりました。
本取組は5月17日の薬事日報紙の記事として掲載されました。 詳細については、添付薬事日報紙の紙面記事(PDF)を御覧ください。
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