教員
臼井 一晃准教授 / 博士(薬学)last update : 2023.07.04
プロフィール
- 研究者名
- 臼井 一晃(ウスイ カズテル)
- 所属
- 薬品分析化学研究室
- 担当科目
- 分析化学実習(1年後期)
分析化学(2年前期)
無機化学(2年後期)
物理化学Ⅲ(2年後期)
機器分析(3年前期)
基礎薬学総合演習(5年通年)
最終総合演習(6年後期)
分析化学特論及び演習(修士課程) - 職位
- 准教授
- 学位
- 博士(薬学)
経歴
本務
2007年4月~2008年3月 日本学術振興会特別研究員DC2(九州大学薬学研究院、末宗 洋 教授)
2008年4月~2009年3月 日本学術振興会特別研究員PD(米国スタンフォード大学、Eric T. Kool 教授)
2009年4月~2019年3月 九州大学大学院薬学研究院創薬科学部門 助教(末宗 洋 教授/平井 剛 教授)
2019年4月~2021年3月 昭和薬科大学 薬学部 講師
2022年4月~ 昭和薬科大学 薬学部 准教授
兼務等
2017年4月~2019年3月 九州大学大学院薬学研究院附属産学官連携創薬育薬センター 助教(兼任)
2021年4月~2022年3月 九州大学先導物質化学研究所 非常勤講師
免許?資格
- 薬剤師
受賞歴
2019年2月 2018年度 有機合成化学奨励賞(有機合成化学協会)
2019年1月 福岡県すこやか健康事業団 がん研究助成金奨励賞
2017年11月 優秀論文賞(有機合成化学協会九州山口支部 )
2017年2月 コニカミノルタ研究企画賞(有機合成化学協会)
2016年11月 学術奨励賞(日本薬学会九州支部)
2016年11月 第56回学術奨励賞(宇部興産学術振興財団)
所属学協会
日本薬学会
有機合成化学協会
アメリカ化学会
研究分野
有機合成化学
構造有機化学
研究業績(著書)
- 十字路 “ラセミ化障壁” 臼井 一晃 817 有機合成化学協会誌 2020
- 不安定化学種を捕捉する ?電子の空間的相互作用を巧みに利用? 臼井一晃 注目の論文 62 月刊化学 2018
- トロイの木馬戦略は糖転移酵素阻害に有効? 臼井一晃 トピックス(医薬化学) 161 ファルマシア 2012
研究業績(論文)
- 原著論文 Stereoselective Synthesis of C-Aryl-α-Glycosides by Reductive C(sp2)–C(sp3) Cross-Coupling Reaction Noyuri Kudo, Suzuka Chiba, Shunsuke Ono, Masataka Nagatoishi, Makoto Yoritate, Satoru Karasawa , Kazuteru Usui?, Go Hirai* Synlett in press 2024 関連リンク
- 原著論文 Linkage-Editing Pseudo-Glycans: A Reductive α-Fluorovinyl-C-Glycosylation Strategy to Create Glycan Analogs with Altered Biological Activities Takahiro Moriyama , Makoto Yoritate, Naoki Kato*, Azusa Saika, Wakana Kusuhara, Shunsuke Ono, Takahiro Nagatake, Hiroyuki Koshino, Noriaki Kiya, Natsuho Moritsuka, Riko Tanabe, Yu Hidaka, Kazuteru Usui, Suzuka Chiba, Noyuri Kudo, Rintaro Nakahashi, Kazunobu Igawa, Hiroaki Matoba, Katsuhiko Tomooka, Eri Ishikawa, Shunji Takahashi, Jun Kunisawa, Sho Yamasaki, and Go Hirai* J. Am. Chem. Soc. 146 2237–2247 2024 関連リンク
- 原著論文 Photoisomerization of “Partially Embedded Dihydropyridazine” with a Helical Structure Kazuteru Usui*, Ami Amano, Kasumi Murayama, Miho Sasaya, Ryota Kusumoto, Tomohiro Umeno, Satsuki Murase, Naoko Iizuka, Shota Matsumoto, Yasufumi Fuchi, Kazuyuki Takahashi, Masatoshi Kawahata, Yasuhiro Kobori*, Satoru Karasawa* Chem. Eur. J. 29 e202302413 2023 関連リンク
- 原著 Quantitative and Nondestructive Colorimetric Amine Detection Method for the Solid-Phase Peptide Synthesis as an Alternative to the Kaiser Test Tomohiro Umeno*, Moeka Fujihara, Shota Matsumoto, Naoko Iizuka, Kazuteru Usui, Satoru Karasawa* Anal. Chem. 95 15803–15809 2023 関連リンク
- 原著論文 Synthesis and Chiroptical Properties of Binaphthyl‐Hinged [5]Helicenes Masashi Hasegawa*, Yuki Nojima, Yuya Nagata, Kazuteru Usui, Ken‐ichi Sugiura, Yasuhiro Mazaki* Eur. J. Org. Chem. 26 e202300656 2023 関連リンク
研究業績(学会発表等)
- ポスター発表 新規 N 含有三環性蛍光団の合成と蛍光特性評価 ?池野敬太、渕靖史、臼井一晃、唐澤悟 第30回基礎有機化学討論会 大阪 2019/9/25~2019/9/27
- ポスター発表 芳香族性が制御された三環性アミジン誘導体の合成と蛍光特性 ?松本祥汰、臼井一晃、渕靖史、唐澤悟 第30回基礎有機化学討論会 大阪 2019/9/25~2019/9/27
- 受賞講演 ヘリセンのらせん構造内部空間に着目した機能性分子の創製研究 臼井 一晃 第36回有機合成化学セミナー 岐阜 2019/9/17~2019/9/19
- 招待 臼井一晃 構造有機化学研究会(ミニシンポジウム)2019 相模原市 2019/8/30~2019/8/31
- ポスター発表 ホウ素グリコシド結合をもつ糖誘導体の合成とその利用 ○竹田大樹、横尾淳、安冨弘樹、臼井一晃、平井剛 第56回化学関連支部合同九州大会 北九州 2019/7/13
競争的資金等
- 基盤研究(C) 研究期間:2023-2025年度 「らせん型π電子系構造を利用したキラル分子機能の開拓と設計指針の提案」
- 物質?デバイス領域共同研究拠点 展開共同研究B 研究期間: 2021年度 「円偏光発光特性を有する環境応答型ヘリセン類の開発」
- 基盤研究(C) 研究期間:2020-2022年度 「ヘリセンのらせん構造内部空間に着目した機能性分子の創製」
- 物質?デバイス領域共同研究拠点 展開共同研究A 研究期間: 2020年度 「円偏光発光特性を有する螺旋構造内部置換型ヘリセン類の開発」
- 物質?デバイス領域共同研究拠点 基盤共同研究 研究期間: 2019年度 「π拡張型ヘリセニルホスフィンの創製と不斉触媒反応への応用」
社会における活動
2021年3月 日本薬学会第141年会 一般シンポジウム「フォルダマーの魅力–基礎から材料?創薬研究へ–」世話人
2019年4月? Jornal of Oleo Science 編集委員
2018年9月 第60回天然有機化合物討論会 協力委員
2018年6月 創薬懇話会2018 in 志賀島 実行委員
2016年4月?2018年3月 有機合成化学協会誌 編集協力委員