04.23(TUE)2024
学会表彰
本学学生3名が日本薬学会第144年会において学生優秀発表賞を受賞しました
本学5年生の加藤稜麻さん(薬品分析化学研究室)、八代清香さん(衛生化学研究室)、藤生朱音さん(微生物学研究室)が、2024年3月28日?31日にパシフィコ横浜で開催された日本薬学会第144年会において、学生優秀発表賞(ポスター発表の部)を受賞しました。おめでとうございます。
(写真:左から、加藤稜麻さん、八代清香さんと共同研究者、藤生朱音さんと担当教員)
受賞演題
〇加藤稜麻、松本祥汰、梅野智大、臼井一晃、唐澤 悟
プッシュプル型二環式蛍光プローブの発光特性とオルガネラ蛍光イメージング(29P-am131S)
薬品分析化学研究室で開発した脂肪滴染色剤「ShoyakuGreen」の後継染色剤として、二色性発光を示す新たな脂肪滴染色剤を開発しました。この染色剤はレシオメトリックな染色が可能で、脂肪滴の置かれているストレス環境を可視化できる可能性を秘めています。
〇八代清香、金子知央、藤田絢音、宮脇瑳恵佳、渡瀬健太郎、小森優奈、島村歩実、本多彰宏、鎌田祥太郎、石井功
各種PPARアゴニストによるPPARα/δ/γへのCoactivator結合及びCorepressor解離の同時測定(29P-am219S)
Dual-FRET法を用いて、PPARアゴニスト刺激によりPPARα/δ/γ受容体からCorepressorが解離すると同時にCoactivatorが結合すること、異なるCoactivator同士で競合が起きることを明らかにしました。
〇藤生朱音、千阪太聖、林桃花、梶川瑞穂、金本大成、淺井大輔
緑膿菌分泌型プロテアーゼに応じた徐放性抗菌ペプチド製剤の開発(30P-pm351S)
緑膿菌感染環境でのみ抗緑膿菌活性を発揮するような徐放性抗菌ペプチド製剤の開発を目指して、緑膿菌や白血球が産生するエラスターゼで分解される人工エラスチンと抗緑膿菌ペプチドとの結合分子を作成しました。