キャンパスの北側にある薬用植物園は、総面積1万8,000m2と薬科系大学でも全国有数の規模。中心部にある温室とともに、薬学の原点となる植物を観察、研究できる生きた教材となっています。
薬用植物園には、栽培可能な多数の草本薬用植物や薬木が植えられ、湿性?水生植物を観察できる池も設けられています。熱帯?亜熱帯の薬用植物、薬木を観察できる温室は、室温などがコンピュータ制御され、2階の集会室には生薬の標本類も多数、収蔵しています。
自然林を含めたキャンパス全体の緑地に、自然観察路が設けられています。緑地は温室の背後にある高台まで続き、市街地では見ることのない野鳥や昆虫の姿を目にする機会も少なくありません。自然に親しみ、その営みを知る絶好の散歩道です。
草本植物区の風景
(2008年8月撮影)
開設:
1990年4月
総面積:
111,784m2
標本園の面積:
20,100m2
[1]草本植物区:
1,460m2
[2]木本植物区:
13,640m2
[3]水生植物区:
1,448m2
[4]湿生植物区:
3,552m2
圃場の面積:
27,841m2
標本園以外の緑地面積:
63,843m2
熱源:
都市ガス
延面積:
878m2(266坪)
[1]大温室:
270m2(82.00坪)x11.00m
[2]小温室:
32m2(9.68坪)x3.25m
[3]研究室:
42m2(12.71坪)
[4]準備室:
26m2(7.87坪)
[5]集会室:
52m2(15.73坪)30名収容